2013年11月25日月曜日

水50mlにミョウバン19gを入れて、水温を上げるとミョウバンは溶けるのだろうか   5年生   理科授業

5年生では、今、理科の授業で「もののとけ方」の学習をしています。
前回までに
・水50mlに食塩は18g溶けた。
・水温を上げても食塩の溶ける量は18gのまま変わらなかった。
・水50mlにミョウバンは4gしか溶けなかった。
ということがわかっています。

今回は、水50mlにミョウバン19gを入れて、水温を上げるとミョウバンは溶けるか調べる実験をしました。

児童の予想
・食塩のときも19gは溶けなかったので、食塩よりも溶けにくいミョウバンで19gは溶けないだろうと予想しました。
・食塩は、水温を上げても、溶ける量は変わらなかったので、ミョウバンが水温が上がることで溶ける量の多くなるものだとしても、19gは多すぎだと思う。
・ミョウバンと食塩は違うものなので溶けるだろうと予想しました。
・インスタントコーヒーのときは、水よりも湯の方が溶けやすかった。溶かす物によって湯に溶けやすい物があるから、ミョウバンは湯に溶けやすいものだと思う。だから、溶けるだろうと予想しました。

結果
実験をしてみると、19gのミョウバンはきれいに溶けてしまいました。

児童の感想
・ミョウバンは水温を上げると、水温が低いときより溶けることがわかりました。
・ミョウバンは温めると、よく溶けることがわかりました。
・ミョウバンは10度の水に5g溶けなかったのに、温めたら19g溶けたのでびっくりした。
・ミョウバンは、水温を上げても溶ける量の変わらない食塩と違って、水温を上げると溶ける量が多くなることがわかりました。
・温めるとミョウバンは食塩より多く溶けたのは、なぜだろう。
・なぜ、食塩は温めても溶けなかったのに、ミョウバンは温めると溶けたのだろうか。
・溶かすものの種類によって、水に溶ける量も、水温によって溶ける量が変わるかどうかも違ってくることがわかりました。